まるで開店のころ。

無伴奏チェロを聴きながら一番奥の窓際の席に立って外を見ている自分にとても懐かしさを感じた。お客様が多くなってからはオープンする前にグレイのブラインドを閉める時と、ちょっと眺めるくらいにしか立たない場所。そうだよ、オープンした頃はこの場所に立っていつも外を見ていたなー。そんなこと思いながら久しぶりに長い時間、店の前を通る道やその向こうに広がるこの町の風景を眺めた。道が雨にぬれて黒く光って車の通る音も少し大きい。この席からの眺めはわるくないし向かい側の古い建物もかなりいい。来店する人は本当に少なくなってしまって経営者としては心配だが、静かな店内から外を眺め、開店した頃の気持ちに戻る時間も悪くない。このお客様の少なさが自分と各スタッフにSHOZOスタートの頃の苦労や気持ちを共有させてくれているようにも思え、まるでお店を始めた時のようだ。

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仕事がしたい。

新幹線も那須塩原までは動いていますのでお知らせいたします。この地区にも福島方面から人が流れてきていますから、営業しつつボランティアにも力を入れていきたいとおもいます。自衛隊の放水作業が順調に進んで格納プールの水温がどんどん下がるといいですね。福島原発がチェルノブイリと同じになってしまうのではないかと思っている人もいるようですが、そのようなことにはならないとおもいます。福島原発炉心は停止していますからチェリノブイリのようにかってに臨界暴走するということはありません。政府は嘘を言っている訳ではないし、自衛隊はこの状況のなかちゃんと対応できているとおもいます。現場周辺から遠くに移動するわけにはいかない人もたくさんいます、住める家のある人は連休あけくらいにはみんな家に帰ろうー。

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東北がんばれ!

地震が来て原発が壊れてお店も閉めてどんなことになってしまうんだろうととても暗い気持ちになっていたのだけれど、今夜被災地の映像を見ていたら陸前高田の中学生が何人かで避難所の壁にこんな張り紙を貼っていた。「ガンバロー高田 命あることを喜ぼう」一生懸命マジックで大きな紙に書いて避難所のみんなの見えるところに貼付けている中学生の姿に感動。災害の現場では自衛隊の皆さんや海外からの支援の皆さんが必死に活動していた。原発事故の現場では東京電力の職員や自衛隊の隊員が放射能が漏れているであろう現場で国民を守るために今も命を張って戦っている。気がついたら被災地のみなさんから逆に元気をいただいている自分。ガンバロウ!東北の人の役に立てるようにならなくては。今はそんな気持ち。まずは掃除して仕事始めよう。東北の皆さん頑張ってください。

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工事中

朝お店に来てみると音楽室奥のスペースに大工さんが鍵をつけに来てくれていました。強い風が吹く夜もこれで一安心。                                      
壁いっぱいにいた渡り鳥、この冬は6羽になりました。

音楽室眺めていると直したいところがいろいろでてきて頭の中がぐるぐるしてくる。この黒板のところもいらないのかなー、大工さんにわざわざ作ってもらった黒板と壁、両開きのドアだけど、いろいろ使ってみると必要以上の造作をしたところは結局いらなくなってくる。ついやりすぎるから注意ですよ。

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焙煎は難しくない。

ショウゾウの焙煎の話を読んだり、聞いたりしていると焙煎て難しいんだな!大変なんだなと思うでしょう?なんだか難しそうな話や精神的な話ばかり書いてしまって本当に大変そうだ。馬鹿みたいに大変そう。ついつい書いてしまっているがどうも間違って伝わりそうなので少し言い訳させてもらう。

俺は焙煎が難しいとは思っていない。焙煎はシンプルだし珈琲の味も当たり前の味にするだけ。まずくないのは当たり前の事。まずい味が消えれば当たり前の珈琲豆の味が現れるだけで焙煎は難しくない、俺が出来ないだけ。何年やっても当たり前の味になれないけれど、俺がわからないだけで難しい事ではない。時々お客様に焙煎て難しいんですね?と聞かれて後悔。簡単なのに俺が「たまたま」できないだけ。焙煎苦労話も意味なんてない、特別な事ではないのだから。
僕にとってすごい事は今の時代の珈琲の味の質、焙煎方法にすでに25年以上も前にたどり着いていた札幌の斉藤珈琲。
それも悠々とかろやかに。
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久しぶりの深煎り珈琲

岡山県の三村珈琲の豆が沢山そろって今日はみんなで珈琲パーティー。聞けば炭で焙煎したり、古い焙煎機でローストしたりとかなり個性的な店主のよう。どんな味の豆かな?かなり黒い色しているし苦いのかな!とか想像しながらドリップしてみるとかなりの深煎りにもかかわらず後味はすっきり、ぐぐっとくる深煎りの珈琲の甘みとこくが全面に来て力強い。スタッフもそれぞれにうなづくように「うまい!」 久しぶりにおいしい深煎りの珈琲豆に会いました。なんか安心する美味さです。レモンローストとはまったく反対の味ですがね!

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レモンロースト

3日まえから焙煎の進行が全然違う。焙煎が始まると豆の投入直後から臭いが違うし焙煎機の回りに豆の持っている水分が出てきて空気がしっとり。いつもと変わらぬ焼き方なのに勝手に焙煎機と豆が反応している。店の中にあふれる香り、蒸気、煙。間違いなく今までより多い。焼き上がった豆はふっくらして色も濃くはっきりしている。1ハゼ直後に煎り止めにしたコーヒー豆は奇麗な酸味とすばらしい後味でかなりの満足。目標の「レモンロースト」も夢じゃないかも。

飲むとレモンをかじった時のような味なのに全然嫌じゃなくて、酸っぱいコーヒーはどうもだめなんだと言っている人でも好きになってしまうような、豆の持っている本当の酸味だけがあるコーヒー。飲んで5秒もたつと飲んだ事も忘れてしまうような味。楽しみだな!
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百村山、黒滝山


昨日は町から15キロ北西にある百村地区に行ってきた。スタッフから「ももばあちゃん」と呼ばれている実家の母に会うためだ。10日も行かないうちに実家の裏山もすっかり紅葉していて山頂付近はもう終わっている。
今年のネギはでぎがいいんだ!ショ−ゾ少し持てげ!と言われて連れて行かれたももばあちゃんの野菜畑の土手はアザミの花でいっぱいで、ばあちゃんアザミがきれいだなーって声かけたら、ふえでしょーがねーんだ、アザミはいいがらそごのダイゴンも持ってげ!と泥の付いた野菜で車の中がいっぱいになった。

最近は猿がでたり熊が来たりでにぎやかだがここに住む人にとってはそんなに珍しいことでもなくて、お茶のみ話のネタにちょうどいいくらいのところ。今日みたいに晴れているのに霧雨の降ってくる時はキツネが結婚式をしていると言って、この土地では、あー「キヅネのごしぎ」だ!とだいたい言う。用事が済んで帰る頃には山から飛んでくる霧雨に西日がさして大きな虹ができた。何もないと思って育った畑道の真ん中は空と山を見るには最高の特別席だったのですね。いやー今日も劇的でしたよ。



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ちょっとまじめな話

中国の大学生が反日デモ!頭にくる。集団で騒いで、暴力ふるって何でも反日。恥ずかしくないのかい中国の学生よ!力をぶつける先を間違っているるぞ!今の体制でいいのかい?情報操作された中での愛国心とやらに腹が立つ。

日本はもっと強い国に、ものを言える国にならのいといといけないよ、国のことにもう少し興味を持たないと。日本はいい国なんだから。
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今年の紅葉

太陽の光が良く当たるところの方が色が濃いようです。朝日の一番当たる斜面、西日が一番当たる斜面から赤くなり始めているように見えます。そんなに無理する事はありません、風景を楽しめる範囲で楽しんでください。今その時。

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