焙煎は難しくない。

ショウゾウの焙煎の話を読んだり、聞いたりしていると焙煎て難しいんだな!大変なんだなと思うでしょう?なんだか難しそうな話や精神的な話ばかり書いてしまって本当に大変そうだ。馬鹿みたいに大変そう。ついつい書いてしまっているがどうも間違って伝わりそうなので少し言い訳させてもらう。

俺は焙煎が難しいとは思っていない。焙煎はシンプルだし珈琲の味も当たり前の味にするだけ。まずくないのは当たり前の事。まずい味が消えれば当たり前の珈琲豆の味が現れるだけで焙煎は難しくない、俺が出来ないだけ。何年やっても当たり前の味になれないけれど、俺がわからないだけで難しい事ではない。時々お客様に焙煎て難しいんですね?と聞かれて後悔。簡単なのに俺が「たまたま」できないだけ。焙煎苦労話も意味なんてない、特別な事ではないのだから。
僕にとってすごい事は今の時代の珈琲の味の質、焙煎方法にすでに25年以上も前にたどり着いていた札幌の斉藤珈琲。
それも悠々とかろやかに。