トリップ


沖縄でのフルマラソン

ゴールの先に待っているのは、目に焼き付いて離れないほどの
沢山の爽快な笑顔で。
同時にこみ上げてくるものは、涙・感謝・自信。

こんなにたくましく育ててくれた両親への感謝
いつも背中を押してくれる身の回りの環境への感謝
日本一の声援を送ってくれる島の方々への感謝
自分の弱さがくっきりはっきり見えるラスト1時間
己を褒めたたえ、自分がますます好きになる瞬間

こんな素敵な体験がこの先いくつも待ち受けている事でしょう
そのためなら僕は、なんだってやれるし
どこにだって行けるし、なんにだってなれると思う
毎日がトリップ。

nasu sho

もみの木

幼い頃、近所のケーキ屋さんで大きなのもみの木型クッキーを買ってもらい、とっても嬉しかった事を今でもはっきり覚えています。すごく大きく感じたクッキー!!本当にそんなに大きかったのかな??自分が小さかったからでは。と今となっては疑問ですが、私のなかではクリスマスのいい思い出です。今年はshozoでもクリスマス限定のお菓子がでていますよ。このお菓子たちも心に残るものになってくれるとうれしいですね。 

シオノ

冬支度

おはよう!と話す息も白く残る朝、雲の下で山は雪化粧。長い冬が那須にも近づいています。私は冬のゆったりした感じが好きです。
ストーブの上で鍋がコトコト煮える音や、雪がゆっくり、ゆっくり舞うようなリズムが、駆け足で過ぎてきた自分をふと立ち止まらせてくれるから。
でも、ゆったりした冬だけではありません。動物達が冬支度をするように、私達もクリスマスの準備に追われています。
お店にはシュトーレンやビスコッティー、フルーツパウンド、クッキーなど、おいしくて楽しいクリスマスのお菓子が並んでいます。
どれもこの時期だけのお菓子です。たくさんの人に楽しいクリスマスを過ごしていただけるよう心を込めてワクワクしながら作っています。

nasu 飴

場所


先日、ある町へ行ってきた、僕にとっては10年ぶりになる場所。当時何をするわけでもなかったがその町に一季節住んだ懐かしいまち。 野性的な挑発や、くすぐるような色っぽさに心が躍った想い出の町。ミーハーなコンセプトなどとっとと崩れ、気がつくと無心に遊んでいた自分が懐かしい。
今回の滞在は一週間と短いものだったが風や匂いを思い出し懐かしむには十分だった。町は感情を掻き立てられる特別な魅力に溢れていた。親しみやすい街の表情からは想像し難い威厳があった。あくまで個性的でいて同時に不偏的な場所だった。理念と現実が一致したポジティブな町。 
いつでも心を飛ばして楽しむことができる、そんな場所が沢山あったらいい。
そして誰かにとってもそう思える場所や人になれたらいい。
                                           
                                               岡崎

今年のケーキは・・・

本日よりクリスマスケーキのご予約が始まりました。予約受付期間は11/14(土)〜12/15(火)です。シフォンケーキの間に苺をサンドさせたクリスマスケーキ。今年は数に限りがございます!ご注文の方はお早めにどうぞ。黒磯店ではキルシュのぐっときいたブラックフォレストもご予約頂けます。

クリスマスシフォン 4~6名  3500yen
ブラックフォレスト 4~6名  2800yen

kuroiso 白崎

師走の助走

夜、月の光が眩しくて窓を開けてみると、キラキラ光りながら葉っぱが擦れて、乾いた音が広がります。

葉が擦れる音も、秋とはまた違って、寂しそうじゃないなぁ…思うのは私だけでしょうね。

つい一週間前、こっちは雪が降りましたよ。

かと思えば、今日はポカポカ陽気…風邪には気を付けてください。

気が付けば11月。
書き初めで書いた目標は果たして達成されるのか、あと一ヶ月じゃ無理ではないのか。
自分と向き合う季節です。

あっという間にクリスマスです。

今週14日、土曜日から今年のクリスマスケーキの予約が始まります。
今回は数に限りがありますので、お早めに!

それに合わせ、クリスマスのお菓子も作ってます。
乞うご期待!

クロイソ 本間

山とコーヒー


今年は最後となる晩秋の北アルプスに行ってきました。夏山や紅葉シーズンの賑やかさは去って、山は静けさを取り戻していました。テントの中の水筒の水も凍るほどぐっと冷え込んだ朝、外に顔を出すと、さっきまでの満点の星空が、燃えるような朝焼けに変わっていました。こんな朝に飲む熱い珈琲ほど、自分を満たしてくれるものはないかもしれません。

NASU 野崎

ふゆがくる


『寒さが人の気持ちを暖かくする。遠く離れていることが人と人との心を近づけるんだ。』
いつの日か、思いがけず手にした本の中にこの言葉がありました。少しだけ不安だった那須の冬。未来のままの旅。何だか自分の手で、この瞬間にたぐり寄せたくなってしまうくらい楽しみで、ワクワクしたのでした。きっとあったかくて、キラキラしているんだろうな!
暖をとりたくなったのなら、誰かに逢いたくなったのなら、遠く離れた寒さ深まるこの土地に足を運んでみるのもまた1つかもしれません。那須にはコーヒーのおいしい冬がすぐそこまで来ています。
ワクワク、ドキドキ。

NASU 村上

晩秋

それぞれの土から 陽炎のように ふっと匂い立った旋律がある
・・・・・山や河が薫りたち 野に風は渡ってゆくでしょう

茨木のり子さん「鄙ぶりの唄」の冒頭です。土から匂い立った旋律、山や河の香り。なんとなくわかる気がします。先日用事があって東京に行き、夜遅くにこちらに帰ってきました。人混みの空気と忙しいきもちを外に吐き出すように呼吸すると、空の低い位置に大きな大きなオレンジ色の月が見え、耳を澄ませば沢山の虫の音が濃厚に空気に溶け込んでいました。黒い空に白く光る星を見ていると、星がきれいならそれでいいかと理由なく安心しました。自然の音に包まれるということ、自然の光に照らされるという当たり前の贅沢を改めて味わう帰り道でした。寒い夜には白い息が見えるようになり黒磯の町は秋が深まっています。みなさんの町の季節はいまどの辺りでしょう。町の方の黒磯店では引き続き洋梨のタルトをお楽しみ頂けます。10月の終わりには栗のタルトを予定しています。最近何においても濃度の高いことに惹かれます。いや、純度かな。

kuroiso 河野

 

わたしのワンピース

あっという間に秋ですね。
いろんな秋がありますが、わたしはやっぱり読書の秋です。

すきな絵本って、ありますよね?

わたしは、「わたしのワンピース」という絵本がすきです。

空から降ってきたまっしろな布で、うさぎがワンピースをつくるんです。

それから、いろいろな所へ旅に出るんです。
まっしろなワンピースは、行った先々の場面で、模様をかえます。

花畑では、花模様に。  くさはらでは、くさのみもように。  夜空では、一面 星だらけ。

大人になって読んでも、まっしろなワンピース、いいなあ〜って、思います。

読み終わったあとの、ほっこりしたきもち。

なんだか、いまなら誰にでもやさしくなれそう。。。

まっしろなワンピース、ではないけれど、今日もわたしはまっしろなシャツに袖を通し、しごとへ向かいます。

背筋がシャンとする、しろいシャツもわたしは好きです。

連休が終わり、カフェも静かな空気が流れています。

シャンとした空気の中で、

いつもとおなじコーヒーとケーキで、お待ちしています。

NASU 相馬