屋根男

土日、晴れた日の掃除の時間になると決まって窓の外に立つ男がいる。この男そこがこの店の中でも一番気持ちいい場所だということをいつのまにか気づいたよ うだ。この場所に客席を作ることも何度も考えた場所。気になる人はどうぞ窓ふきに参加して下さい。PS今はめったに上がらないが本当の一番好きな場所は、 SHOZOの2階のまたその上の屋根。この屋根から見るこの町の風景もなかなかです。いつもと違う視線がこんなに新鮮に見えるものかと、ワクワクさせてく れます。上の屋根で横になり空を見るとこれがまた、たまらんのです。人はたまには屋根に上がるべきです。

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rooms買いつけ日記③

只今朝の4時かなり眠い‥‥朝風呂に入り目をさましスチュアートを待つ。外はまだ真っ暗、まわりは何もない田舎の宿。木や葉などが風に揺られる音がとても心地よく少し眠気を誘う。そうしてる間にスチュアートが迎えに来た。さて出発だ!今日はかなり寒い、車の窓がカチカチに凍っている。今日最初の目的地のケンプトンまで約2時間の道のり。道中に朝日が昇りだした。とても鮮やかな赤い色の太陽は、いつも見ているものと少し別に思えた。ほんとキレイだった!そんなのどかな風景を堪能してる間に、ケンプトンへ到着!今日は次に向かうアーディンガイのマーケットに出店する人が多いらしく人も物も少なかったが、逆にゆっくり吟味する事ができ、約4往復し次のアーディンガイへ、ここのマーケットは入場料を日本円で約4千円取られるが、それに見合うだけの商品量がある。ただやたらと広い、日本でよく使うが東京ドーム6個分の広さはあるのでは?(東京ドーム一個分はどんな広さかわからないが‥)商品は野外、屋内とあって、屋内は若干高め、野外は掘出し物も多く値段も安い!ただそれだけ広いと、一回見た所でも見逃したりする事もあるので、慎重に、そして大胆にと、商品を選んで行くのだが、今回いつもとちょと違う事が、やたらと話しかけられるのだ。なぜ?しかも大抵の人が、ジャパニーズナイスガイと自分に言うではないか、おやおや?いつから俺は外人受けするようになったのか?なぜ?と思っていたのだが、よくよく考えると、その後に、ほとんどの人が、トリノオリンピックのフィギュアスケート、ゴールドメダリストビューティフォーと言うではないか、そうイギリスに行ったのが、オリンピック終了して間もない事もあり、イギリス人の記憶にも鮮明に残っていたのだろう。もしかして俺は荒川選手のついでか?いい前振りだったのか?と疑心暗鬼になりながらも、日本人である事に優越感を感じ、素直に自分へむけて言ってくれたのだと納得させる事にした。それにしてもオリンピック、いやスポーツはすばらしい物だ、世界中が見て感動する。美しい物は国境をも超える。自分も美しい人‥いや物は大好きだ!こんな事ばかり書いていて肝心の買付はどうだったのだろうと思う人もいる事だろう‥ご安心をちゃんといいもの買付て来ております。こうしてアーディンガイを後にし、夜はロンドンへ向かう。帰りの電車は手荷物の重さと安堵感で、どっと疲れが押し寄せ、いつの間にか深い眠りに着いていたのでした‥いろいろあった2日間の買付も無事終了!明日はロンドン内の、お店巡りの予定。
続きは来週のブログにて (次回予告 イギリス買いつけ日記番外編、ロンドンに奈良美智の巻)
MAKIO

カテゴリー: 04

01 GALLERYで古家具屋

4/1(土)12:20〜20:00、4/2(日)11:00〜
17:00
朝3時に青森を発ち北の古家具屋さんが黒磯カフェ1Fにやってきます。 
*04STORE,ROOMS,JAPONは12時から、CAFEは14時から営業。
                            
こーうち

rooms買いつけ日記②

今日は仕入れ初日!先日の夜は興奮状態が続き、やはりよく寝られず、遠足前夜の高揚感を思い出す。
ロンドンから8時の電車でリージェントストリートと言う町へ向かう。ロンドンの朝は東京に住んでいた頃の慌ただしさを彷彿とさせ、なぜかホっとした。オーガニック食材のスーパーで、朝食を買い電車に乗り込む。しかしイギリスは物価が高い、いくらオーガニックとは言えサンドイッチ、飲み物、ヨーグルトの三点で日本円にすると1500円位するなんて‥(味はなかなか美味しい特にヨーグルトはお気に入りだ!)電車で小一時間ゆられ寝てる間に到着し、いつもお世話になってるスチュアートさんと合流!さぁ仕入れだと眠い目をこすりながら徐々にテンションを上げて行く。今回最初に行くのが、いつも最後に寄るブラウンさんの倉庫なのだが、ここはいつも沢山仕入れをしてしまう所、いきなり予算オーバー何て事もあり得る位、家具を沢山持っている。無事倉庫に到着し中へ‥案の定欲しい物が沢山あるヤバイ‥ここで一気にテンションは最高潮へ!家具の買付も、お客様と家具の出会いと一緒でこれと思った物は値段が折合えば即買いが鉄則なのだが、明日もある。明日はマーケットでの買付、物がある保証はない、ここで買いたいだけ買うか‥やはり回る順番が間違ったか‥どうするマキオ!!とコマーシャルのオダギリ・ジョーの様に色々な思いが駆け巡る。こっちはつづく!!何てわけには行かない現実なのだから‥ここは冷静になってひとまず欲しいものを一つ一つピックアップして行くしかないと、我にかえるが、やはりどこか落着かない。まぁこれが買付の醍醐味でもあるのだ!想像して欲しい‥一目惚れが連続してやってくる光景を、落着けと言うのが、どだい無理な話なのだ。何とかブラウンさんの所での仕入れも終わり、ちょっとした放心状態で次へ向かう。町の名は忘れたがアンティークセンターを三件程回る(日本で言う所のリサイクルショップ的な店)いつもここで掘出し物に出会うのだが今回は不発に終わる。こうして買付初日が終了!二日間あまり寝てないので今日はぐっすり寝れそうだ。だが明日は朝5時起き寝坊しない事を祈る‥
続きは来週のブログにて (次回予告 マーケットでナイスガイの巻)
MAKIO

カテゴリー: 04

旅する珈琲3

この旅で何も変われない時には、焙煎をあきらめることになるぞ!と自分にいい聞かせながら札幌に向かった。22年前珈琲は入れ方じゃないよ!焙煎だよと 言ってくれた小樽の珈琲工房オキノさんにもお会いした。理想のパン屋に行くこともできた。望来にも行けた。そして自分の理想とする珈琲焙煎師斉藤さんとも 沢山話すことができた。今日は出会った人に感謝しながら、シンプルに焼いた。豆はいつになく膨らみ色も鮮やかで気持ちよくはぜていた、焙煎機の中で笑いな がらダンスしているようだった。初めて焼けた。ウ レ シ イ。この豆なら斉藤さんも91点くらいくれるかもな。コーヒーの話

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よもぎ

ブランマンジェでてますよ。優しい食感も、たまにはいいもんです。
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望が来る村

石 狩の北にのびる海岸線にこの村はある。草原が続き、風が吹きつけ、厳しく美しい土地、望来。昔この土地に住んだ人々はどんな気持ちでこの名前をつけたの だろう。そんなことを思いながらいつもこの村を走り抜ける。ややストイックになってしまう風景ではあるのだがこの村を後にして思い出す時、自分の中に小 さなキラリが少し生まれる。淋しいのに嬉しいこの風景の土地の名前は、 モ ウ ラ イ 。久しぶりの冬の日本海、冬の望来。

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苺のタルト

メニューに載っていないケーキが出ていたりする事があります。スタッフに訪ねてみて下さい。nasu shozo cafe michy