ガレージセール用に各店から使わなくなった物が黒磯店に届いていますが、ショウゾウさんこれはどうしますか?と聞かれるたびに買った頃のことや、使い始めた頃のことが頭に浮かんで作業は進まないしなんだかかわいいなーなんておもいはじめてとても売れない気分、そんなだから倉庫がいっぱいになってしまうんだぞ!と自分に言い聞かせ作業にもどる自分です。ねずみ年は集めるのがすきみたいです。
指令 #2 「完成」
残る張り加工を終え、完成したオットマン。
自分で言うのも何ですが、苦戦しながらもナカナカ綺麗に張れました。店長のひらめき、工房の技術、これが形になり、トータルで見ても面白い物ができたかなと思います。本来は脚を乗せる為のものですが、使い方の提案として、スツールとしての使用も良し、個人的には玄関に置いて靴を履く際、腰をかけるのに使ってもらう、なんてのがイメージです。
只こちらの商品に関しては残念ながら(いえいえ、とても嬉しいのですが)SOLD OUTとなります。興味を持って頂いた方には大変申し訳ないのですが、張り地、脚などバリエーションをつけながら製作していきたいと考えておりますので、第2号の完成までどうぞお楽しみに!
ROOMS 渡辺
黒磯から1時間
塩原ハンターマウンテンスキー場の先にエーデルワイススキー場があります。その先を右に入ると急に雪景色が広がり視界が広々として来ます。気持ちいい景色。少し先には鬼怒川高原ゴルフクラブがあり冬の間はクロスカントリースキーやスノーモービル、スノーシュウができます。スキー、スノーボード以外でも色々遊べるし冬の間の真っ白い雪におおわれたゴルフコースもとてもいいです。雪を眺めながらどうですか。
生チョコレート
豆を作る理由
良い珈琲は人を幸せにしてくれます。いい珈琲には人を幸せにする力があると信じています。僕たちも人を幸せにできる珈琲を作りたいのです。今は札幌藻岩山ふもとの斎藤珈琲(素晴らしい焙煎です)から最高の豆を送ってもらっていますが、何時かは那須で焙煎した豆を全国に送ってみたいじゃないですか!その日のために焙煎しています。
いい年になりますように…
象の話
1月5日から9日までSHOZO全店でお休みを頂きました。おかげ様でスタッフはそれぞれ故郷に帰ったり、自動車で旅に出たり、暖かい南の方へ足を伸ばしたりすることが出来ました。さて、5日間充電して明日から元気に営業という9日の夜に黒磯に戻りますと、雪が降っていました。電車を降りてそのまま店へ向かい仕込みをしていると、誰もいないカフェがいつまでたっても暖まらず、深い眠りについているようでした。カフェという生き物のからだの中で、寝ている間に活動する何かの器官にでもなったかのような気持ちです。家族と別れたあとの寂しさも相まって、その後もう一人スタッフが現れた時にはなぜだか涙目です。会っていなかった間のことを話して笑う度にカフェの眠りも少しずつ浅くなるような気がしました。そして次の日、みんなが揃い掃除を始める頃には新しい空気が流れ、気持ちのいいあいさつが起こりカフェが目覚めたようです。お昼を過ぎて、夕方になるとお客様にも沢山来て頂き、人で一杯のこの店が生き生きしているよう。この生き物の食べ物は、誰かの笑顔と誰かの元気。やっぱりこれだな、と充実しながら一日を終えました。
そんな勝手なイメージの話ですが、その生き物を大きな大きなの象と考えると、店の色がグレイということもあり、しっくりくるのでした。その象くんが深呼吸をするようにいつも新鮮な空気をいれかえ、お腹をすかせることのないよう元気に笑って、病気にならないようにしっかり掃除していこうと想像しながら決心したのです。象くんが生きた時間でこころを満たせますように。今年も、どうぞよろしくお願い致します。
写真は実家のそばの日南海岸(太平洋)、ふるさと自慢の一枚です。
kuroiso 河野
始まりの月
今年もよろしくお願いします。
「1月」 お店がオープンする半年前1988年の1月、僕はかなり詰まっていたし落ち込んで焦っていました。20代前半で決めた目標は1987年7月に喫茶店を開くこと、それなのに目標の年には佐川急便でトラックの運転手をしていました。目標を決めておいたにもかかわらづその年を越してしまった自分、暮らしになれてしまっている自分にやんなっていたことを思い出します。誕生日が1月だったこともあって1988年の1月、今年はどんなカタチにしろ動く、変わるぞという思いが強くなっていた時期でした。正月明け、町の中をドライブしていた時に信号で止まりふと右を向いた時に目に留まったのが本店の建物。新年が始まってもう駄目だ、今年は、今年は絶対に店を開くんだ!と決意しての1月でしたのでもう悩むことはパスしていました。車を路肩に乗りあげ、その足で建物の持ち主を捜したことを思い出します。2月には現在の本店大テーブルを購入していました。狭い畳の部屋に大きいテーブルを窓から搬入して、このテーブルが似合う店にするんだと改装が始まりました。その年6月には1988 cafe shozoは開店していました。落ち込みながらもお店のオープンにたどり着けたのは、27歳で店を開くという目標を決めていたからです。何時か開くではなく、27歳で開くと期限を決めていたこと、そしてその目標を実現できなかったことそれが逆に大きな力になってくれました。何時かではなく期限を決めることが大事です。1月、いろんな意味で僕にはとても大事な月なのです。
ありがとうございます
「あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。」というフレーズを、家族や仲間やお客様にたくさん言いました。今日はまだ3日なので、これからもまだまだ言うでしょう。お正月なので当たり前ですが・・・。
繰り返しているうちに、少しの違和感を感じました。「あけましておめでとう」新年なのでおめでたいのですが、言っている相手は家族や仲間やお客様、みんなお世話になっている人達です。「じゃあ、「ありがとう」だな」と納得。でも、定番のフレーズも嫌いじゃないので、口では「あけましておめでとうございます。」と言いながら、心の中で「新年を迎えさせてくれて、ありがとうございます。今年も色々迷惑をかけますが、また宜しくお願いします。」と思う事にしました。
あるスタッフは、今年は感謝に溢れた一年にしたいと言っていました。彼女から感謝が溢れ、04からも感謝が溢れ、SHOZOからも感謝が溢れたら、きっと良い一年が送れるでしょう。是非これを読んでくれたみなさんも、普段は近すぎてなかなか感謝の思いを伝えられない周りの人々に、「あけましておめでとう」の言葉と一緒に感謝の気持ちを送ってみて下さい。
写真はGROWN IN THE SUN の8oz.COTTON FLEECEを使った2型。暖かくて、カラフルで、寒い冬でも元気になります!!
COZY CREW 8,190 yen
COZY CARDIGAN 12.390 yen
04 STORE 菊池
来年の珈琲
いい豆には質の良い酸味、質の良いフレーバー、質の良いアロマがあります。口に含んだときのボディー感、マウスフィールもしっかりしていて心地よいものです。でもアフターテイストについてはいくらいい豆を使ってみても焙煎が良くならない限り良くなりません。温かいうちのアフターテイストはほとんどの豆はおいしく感じますが、冷めてからの後味は焙煎によりかなりの差が出て来ます。味は豆の違いや焙煎の煎り止めのタイミングによって色んな味に変わる物ですがそれは好きずきの問題です、アフターテイストについては好きずきではなく、焙煎状況の良い悪いの問題です。後味がきれいにきえていくものがいい珈琲豆です。水を飲んだあとのような綺麗な後味(目標の味です)。そうでないとすれば豆の本当の味以外の物が残っているのです。後味の良いコーヒーは悪い成分がありませんから胸焼けも、胃もたれもありません。抽出のしかたやマシーンの性能による味の違いとは別に、好きずきを超えた、いいコーヒーを作りたいと思うのです。